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ミックスカットとは|バランスのよいカット

「ミックスカット(Mix Cut)」とは?

ミックスカットは、ブリリアントカットとステップカットの特性を組み合わせたカッティング技術です。ブリリアントカットの輝きを生かした視覚効果と、ステップカットの透明度を生かしたデザイン性の両面を兼ね備えています

ミックスカットとは|バランスのよいカット

上部のクラウン部にブリリアントカットを施し、下部のパビリオン部にステップカットを施したデザインが一般的に受け入れられています。ミックスカットの歴史はほかのカット法と比較すると比較的新しく、1960年代に誕生しました。

今では多くの方がミックスカットに魅了されています。そんなミックスカットには「バリオンカット」「レイディエントカット」「プリンセスカット」「フランダーススカット」があります。では、それぞれの特徴をみてみましょう。

「バリオンカット」と「レイディエントカット」の特徴とは?

バリオンカットは、1971年に誕生したミックスカットの一種です。南アフリカの研磨技術士・バジル・ウォーターメイヤが発案したカット技術で、彼の奥さん・マリオンさんの名前を由来としています。

このカットは、研磨された側面部が8角形、もしくは四角形をデザインのベースとしています。総ファセット数は、クラウン部に25、パビリオン部に29、そして、ガードル部に8つ持つ、全部で62で構成されています。一番の特徴は、バリオン部に形成されたバリオンファセットによって浮かびあがる十字模様と言えるでしょう。

一方、バリオンカットに良く似たレイディエントカットは、全部で70のファセット数で成り立っています。どちらのカットにもさまざまな種類の変種があり、アレンジが豊富なカット技術として親しまれています

「プリンセスカット」と「フランダーススカット」の特徴とは?

一番人気のミックスカットは、プリンセスカットです。1960年にイギリスロンドンのA・ネイジーが発案しました。プリンセスカットは人気がとても高く、ラウンドブリリアントカットに匹敵する評価基準も設けられたほど、宝石業界で認められているカット技術法です。

このカット技術は、宝石の輝きを最大限に引き出せるだけでなく、カットや研磨によって失われる原石を最小限に抑えられることが魅力となっています。また、角を削り落としたスクエア・カットの変種・フランダースカットもやさしい雰囲気を醸し出せるカットとして人気があります。